BMW 1シリーズ クーペの魅力とスペック

BMW1シリーズクーペは、BMWのエントリーモデルとして登場した初代モデルに設定されました。1シリーズは基本的にハッチバックが売れ筋ですが、クーペの持つ優雅な美しさに魅力を感じる人も多いことでしょう。搭載されるエンジンはハイスペックでスポーティな走りを堪能することができます。

BMW 1シリーズ クーペとは

引用元:https://minkara.carview.co.jp/userid/811544/car/687037/profile.aspx

BMW1シリーズクーペはドイツの自動車メーカーのBMWが2004年より製造販売している自動車です。Cセグメントに属するBMWのエントリーモデルとして、3シリーズコンパクトの後継モデルとして登場することになりました。BMW1シリーズはクーペのほかに、ハッチバック及びオープンタイプがありますが、クーペは初代にのみ設定され、2011年にモデルチェンジが行われた2代目ではカタログ落ちしてしています。基本プラットフォームはE90型の3シリーズと共有となります。外観のデザインは2ドアクーペなのでハッチバックと比べると流線形の美しいデザインにまとめられていますが、優雅さはあまりなく、むしろ力強さが強調されています。特に睨みをきかせた個性的なヘッドライトは、エレガントな雰囲気とは別物です。また走行性能に関しても、他の多くのCセグメント車のようなFFの駆動方式ではなくFRを採用し、前部と後部への荷重をほぼ50:50の均等に配分するなど、スポーツ性能を追求して作られているのがクーペを含めBMW1シリーズの特徴です。

BMW1シリーズクーペ「135i」のスペック

2008年2月26日「135i」発表

引用元:http://kakaku.com/item/K0000275462/

BMW1シリーズクーペモデルが日本向けに発表されたのは2008年2月26日のことでした。ハッチバックが登場してから4年を経過してのことでしたが、そこで発表されたのは3.0L直列6気筒DOHCツインターボエンジンを搭載する「135i」が設定されたということでした。このエンジンは最高出力が306ps/5,800rpm、最大トルクが40.8kgf・m/1,300-5000rpmを発揮するハイパワーエンジンで、わずか1.5t前後の軽い車体を圧倒的なトルクで加速されることができました。組み合わされた変速機は6速AT及び6速MTから選ぶことができました。

2010年「135i」マイナーチェンジ

引用元:https://www.ancar.jp/channel/6251

2010年に「135i」はマイナーチェンジが行われ、エンジンがN54B30型からN55B30型3.0L直列6気筒DOHCターボエンジンに変更されます。ロングストロークでターボ過給されてるので、最高出力は306馬力と変わらないのですが、最大トルクは40.8kgf・m/1,200-5000rpmと若干最大トルクの発生回転数が低くなり、オートマチックトランスミッションとの相性が良くなりました。BMWの直列6気筒らしさは薄くなり、V8エンジンに似た感じだと評価されることも少なくないようです。また変速機は7速DCT及び6速MTに変更されました。

BMW1シリーズクーペ「120i」のスペック

2010年に追加投入された「120i」

引用元:http://www.office-az.com/salecar/?detail=1424028926

2010年に「135i」のエンジンが変更された他、5月25日にクーペモデルに「120i」が追加投入されました。車名からもわかるように「135i」よりもコンパクトなN43B20型2.0L直列4気筒DOHCガソリンエンジンが搭載されました。エンジンスペックは、最高出力が170馬力、最大トルクが21.4キロを発揮しますが、「135i」と比べるとかなり見劣りします。しかしその分非常に低価格で購入できる魅力と、ややトルクが細いですが、それでも普通に走行する限り必要にして十分なパワーと評価することができるでしょう。なお、変速機は6速ATのみとなります。

120iと135iの燃費比較

現代のクルマはスポーツカーといえども燃費を無視するわけにはいきません。特に古いクルマは燃費性能が劣る傾向がありますが、BMW1シリーズクーペはどうでしょうか。「120i」のカタログ上の数字はJC08モード燃費は13.4km/Lとなっています。170馬力を発揮する2.0Lエンジンとしては妥当といったところでしょうか。それに対して、「135i」はJC08モード燃費は9.9km/Lとカタログ上の数字でもリッター10kmを割ってしまいます。実際の燃費はカタログの数字よりも若干悪くなる傾向があるので、燃費性能は厳しいと考えておくべきでしょう。

実際の走行性能について

究極のステアリング性能

引用元:http://mameguruma.com/tag/135i

BMW1シリーズクーペ「135i」にはアクティブステアと標準のステアリングから選ぶことができるようになっています。標準を選んでも、かなりスポーティな味付けとなっていることがわかります。ステアリングを回した時の感覚が非常に素晴らしく、操舵力及び保舵力とも文句なしです。50対50の重量配分によりハンドル切り始めの反応は早いのも大きな特徴と言えるでしょう。ロールもかなり抑えられています。6速マニュアルトランスミッションの感覚も心地よく、手のひらの上でスムーズに操作をしていくことができます。なお1速では60km、2速では110kmほどまで引っ張ることができます。

サスペンションは1000キロを超えたあたりから

引用元:http://racingmate.jp/__sachs/sachs_info.cgi?no=1&continue=on

足回りの味付けは結構固め設定となっているのですが、走行距離が1000キロを超えたあたりから程よい感じになってきます。そのため中古車で購入する場合は足回りの固さで悩まされることはないでしょう。それでも普通の乗用車と比べたらしっかりしており、馬力のあるエンジンを受け止めるだけのスポーティな味付けとなっています。気持ちの良いステアリングフィーリングとスポーティなサスペンションによって、安定のあるコーナリングが可能です。なお後席に関しては決して広々とはしていませんが、きちんと大人が2人座るスペースは確保しています。トランクルームもまずまずの広さがあります。

まとめ

ハッチバックではデザイン的につまらないという人にとって、クーペは魅力的な選択です。BMWのエントリーモデルとして1シリーズがありますが、クーペに関しては高性能なエンジンやサスペンションが搭載されており、エントリーモデルと馬鹿にできない完成度を誇ります。当時の新車価格も500万円を超える価格が設定されていました。現在、中古車市場ではかなりお手頃価格で出回っていますので、格安でBMWのコンパクトスポーツが欲しいという方にはおすすめの1台と言えるでしょう。

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