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【ポルシェ パナメーラGTS】上質さ漂うハイクラスなNA

その卓越した走行性能でドライバーを魅了してきたポルシェ。その走りを味わいながらファミリーでも利用できるのがパナメーラの魅力です。GTSのグレードはNAラインナップの中では最高峰にあたりますが、街乗りへの対応力も低くはありません。今回はこの車種の見逃せない魅力を紹介していきます。

ポルシェ パナメーラ GTSとは

特にその速さと乗り心地からレースやサーキットシーンが主戦場と言えるのがポルシェですが、このパナメーラは同社の歴史で初となる4シーターの車種として登場しました。後部座席が備わっていてファミリーカーでの利用も見込めるポルシェと言う事で、かなり特殊な立ち位置にあると言えます。GTSグレードはベースから4Sまでと同様に自然吸気エンジンを採用しており、ターボグレードの真下に控える存在です。NAのラインアップでは最高位にありますから、上質さにこだわりたいけれど、ターボグレードではオーバースペックだったり燃費が心配という方には、GTSが選択肢となるでしょう。GTSグレードはケイマンやカレラにも設定されているのですが、成熟度・完成度にこだわりをもって開発された証拠として、自然吸気エンジンのモデルの特別な存在となります。パナメーラGTSが登場したのは2012年のことですが、その魅力は未だに衰えていません。多彩な用途で使えるポルシェをお探しの場合でハイクラスな一台をお望みの場合には、パナメーラGTSは要チェックと言えます。

ポルシェ・エンジンの生み出すパワーを楽しめる

ポルシェパナメーラGTSエンジン画像

引用元:http://www.fastescars.co.jp/newcars/porsche/detail/panamera-gts/index.html

卓越したエンジン性能は魅力

パナメーラGTSに与えられたエンジンは、自然吸気V8・4.8Lと言うものです。他のNAグレードよりも多い排気量で、ターボのモデルと同様のものとなります。最大出力は430馬力/6700rpmでトルクは520Nmを弾き出すと言う優れたパワーはポルシェらしく、とても魅力的です。4シーターながらサーキットでも充分に通用する走行性能を与えているので、スポーツ走行を楽しみたい方にはうってつけと言えます。最高速度は約290km/hをはじき出し、0-100km/h加速は4.5秒ですから、高級サルーンの要素が濃いセダンとしては、かなり優秀な加速性能となります。

自在に車を操る爽快感も健在

ポルシェ911シリーズが世界を席巻したPDKが、このパナメーラにも導入されています。これの特徴はトランスミッションシャフトを2本組み合わせている事にあり、それぞれ奇数ギアと偶数ギアを分け持つ点です。クラッチは各シャフトに一つずつ配されていて、これは機械操作が行われます。このドイツらしい合理的なメカニズムは圧倒的にスムーズなギアチェンジをサポートしており、ミッション車ファンからも支持を集めました。GTSではシフトアップ時に点火制御の働きを加えるシステムが採用されており、更にスムーズなシフト操作が可能になっています。存分に走り味を楽しめるでしょう。

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抑えておきたいGTSのポイント

ポルシパナメーラGTS画像

引用元:http://www.pug-collection.com/wp/wp-content/uploads/2014/10/DSC_004510251.jpg

走るとやんちゃだけど普段は大人しい

一昔前ならば高級スポーツカーと言えば常に爆音で、燃料消費は気にしないと言うような面もありましたが、このパナメーラGTSは時代に添うように変化を遂げています。寂しい気がする方も居られるかもしれませんが、静粛性やエコへの配慮がなされた大人の高級車として考えると、断然その魅力が感じられるはず。GTSの高出力エンジンは本気で走ると凄まじい力を絞り出しますが、余り走らない時にはパタリと鳴りを潜めてしまいます。信号ではエンジンにストップがかかりますし、低速走行では排気音もとっても上品です。普段は悪目立ちしませんが、実際にはほとんどのNA車が追いつけない性能を持つのがGTSとなります。

洗練されていながらも扱いやすい車体

サーキット走行でも使えるモデルでは、その洗練された足回りやシャシー特性のために、逆に街乗りでは疲れてしまうのがネックとなることは少なくありません。余りにもスパルタンな場合では、恋人や家族を乗せたりする時に不評を買うことすらあるでしょう。その点でGTSは本気のスポーツ走行でも安定して走破できる実力を持ちながら、高級サルーンの滑らかな乗り心地も併せ持つ点が魅力です。アダプティブエアサスペンションが搭載されているのに加えて、可変バネレートや電子制御システムなどが組み合わされています。これらは車体の安定をもたらすとともに、減衰能力や衝撃緩和性能も優れており、ソフトな乗り味も実現しているのです。

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インテリアとエクステリアに迫る

ポルシェパナメーラGTS内装画像

引用元:http://www.fastescars.co.jp/newcars/porsche/detail/panamera-gts/index.html

洗練されたエレガンスな佇まいは圧倒的

ポルシェと言うメーカーのデザインは基本的に、ゴテゴテとパーツを付けたり至る所にダクトを儲けるような派手さはありません。伝統的なフォルムを継承しながら、卓越したデザイナーが磨き上げるようにしてポルシェらしい佇まいを作り上げてきました。GTSもその流れをしっかりと引き継いでおり、4シーターと言う制約を受けながらも流れるようなフォルムに仕上がっています。上手く全体をまとめあげる、ポルシェの設計技術がなせる技でしょう。あまり無駄がないデザインですが、だからこそ飽きが来ない美しさがあります。遊び心で収納式ウイングなどのギミックも搭載しているのが楽しいです。

スパルタン過ぎないインテリア

GTSのインテリアは乗りやすさと高級感をベースに、スポーティーさを加えて仕上げられています。ステアリングも小型ですし、シートもスポーツモデルを感じさせるデザイン。コンソールやパネル周りもエレガンスでいながら、ちょっとヤンチャさもミックスされた雰囲気です。本気のレーシング仕様に比べると使い勝手が重視されているので、デートなどでも気兼ねなく使えます。このフォルムですから後部座席は期待できないと感じるかもしれませんが、しっかりと足元と天井スペースが用意されており、快適性も評価したいポイントです。フロアシートよりも座面を高くして、前方の視界を確保しているのも気が利いています。

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まとめ

溢れる品格と秘められた走行性能の高さ、磨き上げられたデザインは圧倒的です。アクション・スパイ映画の主人公が乗りこなすと、似合いそうなイメージがあります。走り味も充分に楽しみながら、通勤や街乗りにも使いこなせる両立性と、4シーターと言う独特なキャラクターはやはり魅力です。多人数が搭乗できるので仲間を乗せたい時や、これから結婚してお子さんを計画しているなどの場合でも、このモデルならばニーズに応えられるでしょう。まずは試乗してみて、使い勝手を確かめてみるのがおすすめです。