【ポルシェ マカン・カイエン】エンジン、内装、装備品の違いとは!

共にポルシェから出される高級SUV車、カイエンとマカンですが、歴史的な経緯を踏まえて考えると両車は兄弟車種的な側面が強いです。そんな両車の間にはエンジン・ミッション、内装、装備品などでどのような違いがあるのでしょうか。それを細かく見ていきます。

ポルシェ マカン/ポルシェ カイエンとは

マカンカイエン画像

引用元:https://www.kurumaerabi.com/car_mag/list/1931/

カイエンは、2002年にポルシェから出された初めての高級SUV車です。SUV分野での参入を考えていたポルシェ社と、高級SUV分野へ本格的に参入したかったフォルクス・ワーゲン社の思惑が一致し、両社で共同開発されたという歴史を持ちます。2002年以来カイエンは爆発的な大ヒットをし、プレミアムSUV車の先駆者的存在とも言えます。そんなカイエンの兄弟車種として、2014年から発売されたのがマカンです。マカンは、カイエンと比べると車体も一回り小さく、価格もカイエンよりは安く一般の人にも手を出しやすいと言えます。「マカン」という名前は、インドネシア語でトラを意味します。マカンとカイエンは、今やポルシェ社の最も人気な車の一つと言っても過言ではありません。実際、2015年の車の売り上げを見ていきますと、ポルシェ社は一年で約22万台の車を販売しましたが、そのうち約3分の1を占める7万台をカイエンが、そしてさらにそれを超える8万台という売り上げをマカンは誇っています。現在、カイエンとマカンはポルシェの名前を代表する車の一つなのです。

マカン・カイエンのエンジンの違い

引用元:http://kaitori.happycars.jp/porsche-macan20170403/

マカンのエンジンの特徴とは

現在発売されているマカンのグレードを見ていきます。マカン(標準タイプ)では排気量1,984cc、直列4気筒ターボエンジン搭載です。マカンS、マカンGTSは排気量2,996cc、V6ツインターボエンジン搭載です。マカンターボは排気量3,604cc、V6ツインターボエンジン搭載となっています。直列4気筒ターボエンジンを採用したことにより、ベースグレード価格を大きく引き下げることに成功しました。採用されている直列4気筒ターボエンジンは、VW社でよく使われているEA888型をチェーンアップしたものになっています。またマカンの駆動方式は全て統一で、FRベースの4WDです。

カイエンのエンジンの特徴とは

カイエンには6種類のグレードがあり、中にはハイブリッドも有ります。それがマカンとの違いの一つでもあります。現在発売されているグレードごとの特徴を見ていきます。カイエン、カイエンSは排気量3,604cc、V型6気筒搭載です。カイエンS E-ハイブレッドは排気量2,995cc、V型6気筒が搭載されています。カイエンGTSは排気量3,604cc、V型6気筒ターボ搭載です。そして最後にカイエンターボ、カイエンターボSは排気量4,806cc、V型8気筒ターボ搭載となっています。マカンもSUV車として申し分のない性能ですが、カイエンはそれと比べてもエンジン性能的ではマカンを圧倒していると言えます。

内装から見る両者の違いとは何があるのだろうか

引用元:http://suibarasharyo.jp/?p=6702

運転席から見る内装の違い

ポルシェカイエンの運転席の周りを見ていきましょう。運転席にはさながら高級スポーツカーのような高級感が漂っています。センターパネルには大きなカーナビがあり、シフトレバーの周りには多くのスイッチ類が存在します。マカンは、それに対するとややシンプルです。しかし、安っぽさや俗的な感じはありません。十分高級車に乗っている感じを味わうことができます。インパネの上部には時計が埋め込まれていて、これはポルシェ911やボクスターと同じです。そういうわけで、ポルシェに乗っている気分がより味わえるのはマカンの方だと言えるでしょう。そこにも両者には違いが見えます。

後部座席から見る違い

カイエンの後部座席は、大型SUV車ということもあり、居住空間はかなりゆったりとしています。広さ的にも大人5人でもスペースに余裕をもって座ることができ、大柄な男性であったとしても窮屈に感じることはありません。それに対してマカンは、ひとまわり小さいこともあり、少々窮屈な印象は拭えません。後部座席に座るのが子供であれば余裕はあるでしょうが、大人3人だと少々窮屈に感じるかもしれません。そこは小型SUVたる所以です。つまり、大人だけなどではなく、家族で出かける場合などならそんなには気にならないと考えて問題はありません。

装備品から見る両者の違いとは?

マカンの装備品にはどのようなものがあるか

内装のときにも書きましたが、マカンにはオプションとし選べば、ダッシュボード中央にデジタル・アナログ両方の表示機能を備えた時計が装備されます。他にも、エアサスペンションでは、車高を変えられるライドハイトコントロール機能や、車高を一定に保つセルフレベリング機能などを装備することも可能です。もちろん、標準サスペンションでも、乗り心地は悪くありません。マカンGTSでは、電子制御式可変減衰力ダンパーを組み合わせたポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステムが標準装備されています。これらの機能のおかげにより小型SUVとは思えない走りを見せてくれます。

カイエンの装備品にはどのようなものがあるか

2016年より発売された特別仕様車カイエンプラティナルエディションでは、RSスパイダーデザインの大径二十インチホイールやアルカンターラ仕上げのセンターパネル等が装備されます。更にオンラインナビゲーション及びポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステムも装備されます。安全面でも、カイエンプラチナエディションでは、パワーステアリングプラス、パークアシストシステム等が装備されています。パークアシストシステムは、警告音だけではなく、周囲の様子を中央のディスプレイに表示することで、運転手に危険を知らせてくれます。このようにSUV車とは到底思えないような多機能な装備品がカイエンには付いてくるのです。

まとめ

価格的にも、600万台から買えるマカンと、1,000万から買えるカイエンでは、内装、装備、エンジンという観点で見ていくとやはり性能では後者が勝ります。しかし、マカンも小型SUV車では到底考えられないような走行性能、高級感を持っています。どちらも現在、ポルシェの中で最も売れている車種の一つですから、これからさらに新車開発などに力を注いでいくことは想像するに難くありません。ポルシェのブアンドとSUVを兼ね備えた両者ですが、今まで述べた違いに着目して車選びの力になれたら幸いです。

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