メルセデスベンツ、ドイツでオープンカーの販売停止を求められる!

特許問題で、メルセデスのモデルに大きな影響を及ぼす可能性が・・・

メルセデスベンツのオープンモデルには、ユニークな装備があります。「エアスカーフ」と呼ばれるもので、「SLK」「SLC」「SL」「SLS」といったオープン専用モデルのほか、「Cクラス」「Eクラス」「Sクラス」それぞれのコンヴァーティブルにも採用されています。
これは、ヘッドレストの真下に吹き出し口を設け、乗員の首回りに温かい空気を届けてくれるシステムです。
これによって冬場でも、ルーフを収納して快適なオープンドライブが楽しめます。
ところがここへ来て、ドイツの裁判所がこの機能を一時的に停止するよう求めました。
パテントに問題があるというのが、その理由です。
この技術については、 Ludwig Schatzingerという人物が1996年から特許を所有していますが、メルセデス自身は「エアスカーフ」という商標を所有していないことが問題視されているようです。

このダイムラーに対する訴訟は、発明したSchatzinger 氏本人ではなく、特許事務所から起こされたことになっています。
メルセデスは、販売したオープンモデルからこのシステムを無効にしない限り、3100万円あまりの罰金を支払わなくてはならない可能性もあるということです。
それ以外にも、カタログや宣伝といったプロモーション素材からも「エアスカーフ」を削除し、 Schatzinger 氏にもお金(金額は非公開)を支払うことが求められています。
ただし、この法的な命令は2016年5月9日にドイツ本国で販売された車両にのみ適用されるものなので、それ以前に買った人が心配する必要はありません。
ところで、この件に関しては、大きく不可解な点が1つあります。
実は、2016年12月25日にはSchatzinger 氏のパテントも失効するので、それ以後はメルセデスも再びエアスカーフ機能を有効にできるという事実です。
つまりは、特許失効の直前に起きた訴訟。
メルセデス車で機能を無効にするべき期間も、半年だけということになります。
実のところ、真意がよくわからない話ですが、メルセデスも過度に影響を受けることなく、オープンモデルを造り続けて欲しいものですね。
 

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Mercedes Is Forbidden From Selling Its Convertibles In Germanywww.carbuzz.com

 

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