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エンブレム6つ装着の謎ベンツ&「EQ」からのアメリカンSUVへの挑戦状

メルセデス・ベンツのミドルクラスSUV・GLEクラス。年内に次期モデルの登場が噂され、同社の関連施設周辺では新型GLEクラスと思われる擬装されたテストカーが走行している姿を目撃され、Youtubeなどで公開されています。

新型GLEは、現行モデルと比較してコンパクトなイメージを持つ柔らかいデザインになっているようです。搭載されるエンジンは、直6ターボエンジン(362馬力)+電気モーター(21馬力)のハイブリッドが予想されています。プラットフォームは上位モデル「GLS」と同じ新開発の「HMA」と呼ばれるものを採用し、大幅な軽量化と最適化されたパッケージングによって広い車内を実現していると言われています。

ワールドプレミアは、今年10月のパリモーターショーが予想されています。

エンブレムが6つもついている奇怪なテストカーの正体は?

既にニュルブルクリンクやメルセデス関連施設周辺で度々テストカーが目撃されています。
その中で目撃されたGLEのテストカーは、異様な顔つきをしていました。

ベースとなっている車両は、新型ではなく現行GLEです。フロントマスクにこれでもかと一部擬装シートが貼り付けられているスリーポインテッドスターが「6つ」も装着されています。

ボディ側面には「Entwicklungsfahrzeug(ドイツ語で開発車両の意)」とビデオカメラのマークが書かれたシール。間違いなくメルセデスのテスト車両であることは間違いないです。

よく見ると6つのエンブレムには何かしらのケーブルが接続されています。恐らくですが、自動運転もしくは運転支援システムで大きな役割をもつレーダーの感度テストを行っているのではないかと予想できます。

自動運転・運転支援システムのレーダーは、周囲の状況を常に正確に把握していなければならない重要な役割を持っています。GLEのようなSUVは、周囲の状況がより複雑な峠道や、雨や雪など悪天候下で走行するシチュエーションが多いのです。

そういった中でレーダーが最も感度良く仕事する位置を計測していると予想できます。

新型GLEには、このテストから得たデータを基にした最新の運転支援システムが搭載されるでしょう。

「バイバイノイズ。ようこそ電気」メルセデスのCM

時同じく、メルセデスは電気自動車だけのブランド「EQ」の新しいCMを配信しました。タイトル名が「Goodbye noise」。

以前紹介した電気SUV「EQC」のコンセプトモデル「Concept EQ」を使ったもので、もう騒音(ノイズ)を出すクルマの時代は終わりを告げることを示唆している内容になっています。

CMの舞台がアメリカなので、同国のマッスルなSUVへの挑戦状とも読み取れます。またメルセデスがサポートしているアメリカ・テキサス州オースティンが開催(5月9〜18日)された音楽祭・映画祭・インタラクティブフェスティバル「サウス・バイ・サウスウエスト」の会期中にこの「Concept EQ」の試乗プロモーションを行っています。

クルマが発せられるノイズがなくなれば、ドライブ中の音楽や周囲の音(イベントなどの)がよく聞こえるようになって楽しいものになるということなのでしょうか?

日本ではEVだと静かすぎて歩行者が気づかない問題が取り上げられています(後付で人工的な走行音を出すパーツが発売されるほど)。海外は日本ほど市街地での人の往来が複雑かつ多いわけではないのであまり表面化しないのかもしれません。