車買うならEV・HV・FCV・ディーゼル、どれが一番お得?

いよいよ普及が現実味を帯びてきたEV

次世代車の本命としてリース販売や小規模な販売が行われてきたEV(電気自動車)ですが、この先数年で一気に普及が進みそうな気配が出ています。 発電機としてエンジンを搭載したシリーズ式ハイブリッドや、シリーズ式ハイブリッドのバッテリー容量拡大版でエンジンの必要性が薄くなっているレンジクステンダーEVも登場し、モーターで動く自動車はこの先も増えていくでしょう。 それらと区別する形で、バッテリーに充電された電気だけでモーターを回すEVは、「BEV(バッテリーEV)」として区別が始まっています。 現状では日本で販売されている量産EV乗用車は日産 リーフ、三菱 i-MieV、それに米テスラのモデルSやモデルXくらいで、他にミニカー登録車が若干あるくらいです。 そのため、ガソリンスタンドほど充電設備が整っているとは言えませんが、普及に従って需要が伸びれば、ガソリンスタンドならぬ大規模な充電ステーションの登場も予想されます。 それに合わせて充電設備の容量をアップして急速充電時間の短縮を図る動きもあるので、この先EVはリセールバリューを期待できるようになるでしょう。 とはいえ、具体的にいつ頃からというのがわかるのは2010年代末くらいでしょうか。

プラグインハイブリッドも含め、多彩になってきたHVとPHV

ついこの前まではトヨタのひとり勝ちと言えたHV(ハイブリッド車)ですが、ホンダがようやく実用的なハイブリッド車を3代目フィットとその派生車種で続々リリースしたことで、状況が変わってきました。 さらに日産が2016年後半にエンジンを走行に使わず発電に専念させる世界初の実用量産シリーズ式HV「ノートe-power」を発売して大ヒットになったことで、もはやこのジャンルはトヨタ一強とは言えなくなっています。 しかし、それは同時に「ハイブリッドが普通の車になった」ということでもあり、HVだからリセールバリューに影響するということは少なくなってきているでしょう。 単純に「燃費がいい車が欲しい人はHV」、「それ以外の人はHV以外」から選ぶだけになってきています。 そのHVの中でもまた独特の価値観を生み出しているのがプリウスPHVやアウトランダーPHEVといったPHV(プラグインHV)です。 EV同様に外部から充電可能な大容量バッテリーを持ち、EVとしての走行も可能なこれらPHVは、エンジンでの走行も可能なのでEVにこそ分類されないものの「充電切れを心配しなくて良いEV」「災害時の非常電源として有効」として注目を集めています。 ハイブリッド車の中で現在でも既にそれなりのリセールバリューが期待できるのは、PHVでは無いでしょうか。 EVが欲しいけど、まだ現在の充電インフラでは不安…という人にはピッタリです。

残念ながら現状で見込みの無いFCV

2014年に世界初のFCV(燃料電池車)としてトヨタ MIRAIが発売、2017年に入ってホンダがクラリティ・フューエルセルのリース販売を開始したものの、残念ながらFCVの未来は当面暗いと言わざるをえません。 圧縮水素を燃料として発電する燃料電池を搭載したFCVは、肝心の水素ステーションが全く普及していないからです。 購入したところで「水素ステーションのある場所から、別な水素ステーションへ、あるいは元の水素ステーションに帰ってこられる距離」でしか乗れないので、とてもではありませんが現状で実用性はほぼ皆無といってもいいでしょう。 日本ではCO2フリー社会を目指して燃料電池を推進していますが、FCVに関しては水素ステーションが増えないことにはどうにもならず、当初の目標通りの整備もできていません。 仮にFCVを購入したところで使い道に困り、売ろうとしてもリセールバリューに期待できるような状況では無いでしょう。

バイオエタノール次第で将来も明るいクリーンディーゼル

以前と比べ排ガス浄化性能も大幅に向上、その大排気量ガソリン車並の大トルクが見込まれて順調に販売を伸ばしているのがクリーンディーゼル車です。 日本ではマツダのSKYACTIVE-D搭載車が人気の中心で、画期的メカニズムにありがちな初期トラブルに未だ悩まされる面はあるものの、燃料の軽油が安いこともあって今後も人気が高い傾向は続くでしょう。 植物や藻類などが由来のバイオ燃料(バイオエタノール)もこうしたクリーンディーゼル対応が前提ですから、排出ガスの二酸化炭素を原料で吸収する形でのCO2削減効果も見込め、現状でもっとも普及が容易な新世代動力と言えます。 その中でも人気・不人気車が当然存在しますが、マツダ CX-5など人気車を狙っていけばリセールバリューの面でもっとも得なジャンルではないでしょうか。

以上、新世代・次世代動力の自動車で比較してみましたが、クリーンディーゼルとEV、それにPHVが有望で、HVはそれ自体はもう普通の車なので車種ごとの人気次第、FCVは残念ながらまだ一般的な乗り物では無い、そんなところでしょうね。

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